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苑咲 早良
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ミツバさんへの愛が飽和状態になったので作ったブログです。
不定期更新なのでご了承ください。
パラレルで基本土ミツ、沖ミツ(正しくは総ミツ)ときどき土沖の予定です。
本館と呼ぶのがふさわしいのかわからないブログ→mahorobanoyuugi.blog.shinobi.jp(リンクを張れていないので↓のリンクからいったほうが楽です。)
幸せというのは人によって違う。彼女とゆっくりしているときが幸せな奴もいれば金を数えてるときが幸せ奴もいる。
かくいう俺は、その幸せを求めている真っ最中。
花の休日、駅前のとある店。そこはニュースでも取り上げられるような店で、開店前から行列が出来ている。だがそんな時間には起きる気にはならないので三時過ぎにいつも俺は女性ばかりの中に並ぶのだ。
だが、今日は普段と状況が違った。
「あれ、多串君?」
「げっ、坂田・・・!?」
俺がついた時最後尾にいた男の後ろ姿をなんだか見たことがあると、呼び掛けたら案の定彼だった。
ちょっと前に受け持った、可愛げが特にない多串君。それなのに受け持った中では特に可愛げのある沖田(姉)とくっつきあまつさえその弟で超絶可愛い沖田までを手中にいれその毒牙にかけようとしている最悪な男。
馬が合わないのだ、頭の中でこんなこと考えるのは許してほしい、口には出さないから。
それにしても、ケーキ屋が中々似合う野郎だ。彼女(実際は妻)の為に来たんですオーラがスカウターが壊れる程に出ている。なのにそれでも周りの女がちらちら見ているというね。俺は別に気にしちゃいない、もてますから俺だって。
「なに、愛しのハニーにおねだりされたの?」
ニヤニヤ笑いながら揶揄うと、案の定多串君は苦虫を噛んだような顔をした。
ああ揶揄い甲斐がある。
「・・・総悟にも」
「総悟君も? うっわ総悟君がおねだりしてる姿マジで見てぇ」
「ああ?」
コイツらが在学中のときから総悟君のことは知っていた。学校帰りに遊びに来たりしていたから。餓鬼らしい餓鬼で、我が儘で、それなのに姉の前じゃあ異常な程にいい子でいる少年。興味がわくのは皆同じだろう。
しかも、見た目はいいんだし。
そんなんで昔からちょっかいだしては多串君に睨まれていたが、彼女と結婚してからは独占が表面化した気がする。沖田姉弟二人に対して平等に。それってどうよ、と思うと同時に羨ましい。
「まぁいいや。総悟君の分は俺が出してやろう」
「結構だ、俺が買う」
「うわぁ。お兄様気持ち悪い」
「だぁれがお兄様だっ!」
ふざけている間にも列は進み俺らはショーウィンドーの前に立つ。総悟君ならあれだろミツバならあれだろ、争うように買うものを決め俺は幸せ片手に、奴は手土産両手に帰路につく。
この後コイツは花を両手にケーキを食いやがるのだ。俺にも片方分けてくれ。
「・・・そういや、」
「あんだよ」
「こないだ総悟君が言ってたなぁ」
「・・・なんて」
「姉上の子どもなら可愛いんだろうなぁ、って」
「はぁっ!?!?」
初めて見た、というほど吃驚した顔。それが段々照れていく様は正直気持ち悪いです。これがミツバだったなら萌えマスガ。
沖田君の本音に驚いた奴は何も言えないようだった。
そのまま、分岐点も無言で別れた。
だから、その後にプラトニックを貫いてほしくもあるけど姉上の子どもも見たいし、と煩悶していた総悟君の様子を伝えそびれたが多分そんなの些細なことなのだろう。
だってずっと一緒にいるのだから。
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30分で書いたから誤字脱字が多そうで怖いです(--;)
初の銀さん目線。間違えました銀八先生目線。
銀八先生も沖田姉弟を溺愛組です。でも姉上は土方といるのが何より最高だろうと分かってるから沖田弟を狙ってます。半分ぐらい冗談でww
総悟は色々悶々としているのです。
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