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苑咲 早良
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ミツバさんへの愛が飽和状態になったので作ったブログです。 不定期更新なのでご了承ください。 パラレルで基本土ミツ、沖ミツ(正しくは総ミツ)ときどき土沖の予定です。 本館と呼ぶのがふさわしいのかわからないブログ→mahorobanoyuugi.blog.shinobi.jp(リンクを張れていないので↓のリンクからいったほうが楽です。)


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めりーくりすます!





玄関に郵便物を取りに行くと同時に、ガチャリとドアが開いた。顔を上げるとビニール袋を腕に提げた総悟が佇んでいた。目が合うなり、にんまりと総悟は笑って。珍しいなと目を丸くする。

「・・・おかえり」

「ただいまでさァ。チキン、うまそーなの買ってきやしたッ!」

褒めて褒めて! と尻尾を振る犬のように総悟は笑顔を浮かべたままビニール袋を差し出す。そういや近所のスーパーが特売するから買ってきて、とミツバが言っていたのを思い出して、お疲れさんと笑いかける。
へへっとこれまた珍しく嬉しげに笑いリビングへかけていった。

クリスマスプレゼントだろうこれは。そう思うほど純真で真っ直ぐ俺に向けられた笑みで、胸が満たされた。

「とーしろーさんっ! 夕飯にしましょっ!」

「ほらはやくー!」

はしゃいだ姉弟の声に急ぎ足でリビングへ向かうと、二人は所定の位置について待っていた。総悟が帰ってくる前にはもう皿を並べ始めていたから準備万端だ。
よいしょと座るとグラスには何故だか梅酒が注がれ(しかも総悟の分も)、三人で仲良く乾杯をした。

「いっただっきまーす!」

「たくさん食べてね、二人とも」

「おまえもちゃんと食べろよ?」

「分かってるわ。だから今日はたくさん作ったの」

食卓に並んだ料理は豪華とはいえないけれどどれも美味しそうで。
顔を綻ばせてチキンを頬張る総悟に、小さな口でサラダをあむあむ食べているミツバ。
愛しさで胸を満たしながら、まずはミツバ特製のピーマンの肉詰めを食べようとグラスを置いた。





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あおい様、777打まで踏んでくださってありがとうございます!
本当に運命としか言えませんねww
更新が少なくて本当に申し訳ないですが(>_<)

今回のリクエストですが、こんな感じでいかがでしょうか。短いですが(O.O;)(oo;)
ちなみに、永久のテーマにしたいとも思いますのでww

亀の歩みではありますが、これからもよろしくお願いしますね(^^)/

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